いつもなら、心待ちにしている五月。　風薫る大好きな新緑の季節。
だけど今年は、日増しに色濃くなっていく桜の葉を見ていても
『いいなぁ…、気持ちいいなぁ…。』と上がった（↑）気分が、すぐに戻る（→）。
暫くそのまま見続けていても、ぜんぜん違う事を考えてしまってちょっと悲しく（↓）
なったりする。

自然は無常で、無常なことが自然なんだよね。
自然はまさに自然で、何かのせいとか、誰かの仕業（しわざ）で
起こってるわけじゃないし、
きれいに魅せようとか、感動させようとか、癒してあげようとしてあるわけでもない。

あるがままを受け入れるしかなくて、それしかないんだ…と、
思い知らされる出来事が起った。
間接的にだけど、人生を半分くらい生きた（私）あたりで『それでいいの？
もっと真剣に考えなよ！』と、言われた気がして　ならない。

で、『そろそろ（HPの）書いたほうがいいんじゃない？』と、こちらは
気のせいじゃなく、今日も店長に言われてしまった。

日々、考えている。
でも『何を書こうか？』なんて思って考えてはいないんだけど。（ダメじゃん）
今、思っていることを話せ　と言われたほうがぜんぜん楽だ。
相手のあいずちでもあれば、行き当たりばったりなライブ感を　楽しいとさえ思う。
特定の誰かにならいい。　書くこと自体は好きだから。
こういういったい誰に書いてるんだよ～っていうのが難しい。

先日、アルピニストの野口健さんをTVで見て、久しぶりに自宅PCを明け
お気に入りリストに入れていた野口さんのブログを　これまた久しぶりに明けたら
エベレストに登っていた。
空気が澄んでいるからなのか、どの写真もクリアでうそみたいにキレイ。
何か神聖なものが映りこむのかもしれないと思うほどだ。

山で、生死の境を彷徨うような厳しい状態にあるときに、朦朧とした意識のなかで
思い出すことは意外にも、日常の断片的な記憶らしい。
『子供がハミガキをしている後姿（それを見ている僕）』とからしい。
日常って凄いって、TVで。
日常最強!!　本当にそう。　穏やかな日常が　被災地の皆さんに早く戻りますように。
『日常、ブラボー!!』