三月についた加速度は四月に入っても衰えず、一気に４月７日。
二週間のお休みを頂くその日から、桜が咲き始めた。　とおか（十日）めの昨日は、散った花びらで出来た　淡いピンクの絨毯が、風邪が吹く度、車が通る度ひらひら、くるくる舞い上がって、写真も撮らない私が『うおぉぉぉ…、映画（動画）が撮れそうだ。』
と思うシーンを福島江の桜並木道で　何度も見掛た。あとふつか（二日）くらいはこんな楽しみ方が出来ただろうに、雨の今日で　ひらひら、くるくるは思いがけず『終了～！』　
　散り際の雨はちょっと寂しい感じ。

　忙しさに紛れて治まっていた感情を思い出して（おっとぉ～っ）、強制終了した。

　子供達はみなひとつずつ学年が上がり、お世話になった先生が転任され、新しい先生が来て下さった。　
　長い間、Ｒ’ｓのお客様で居てくれた方が
遠くへ引っ越して行かれた。　進学で長岡を離れる学生のお客様たちもいる。

　さよならをされる方が　する方より絶対に淋しい。

　冬から春になる季節の変わり目は、目に見える変化の時＊になるんだ、と改めて思う。　
　新たに始まるいくつかの事を、今のところ子供達は楽しそうにこなしている。
　
　私は、七年ぶりに替えたケータイ（電話）になかなか馴染めず、この機能満載！デキル若いやつ！に翻弄された二ヶ月だった。
　頭イイけど使えないケータイ（私がね…、汗）を使いながら、バドミントン大会、確定申告、卒業式、謝恩会、春休み、入学式、ＪＡＺＺギターライブ、ヨガセミナー、廃品回収、お花見お弁当、お花見茶話会、帰郷して大野神社にお参り、店長の短期入退院が＿＿＿＿『終了～！』した。

　おととい、クリーニング～屋さんから、再度、『仕上がりましたので…お早めに…、』との連絡がありスキーウエアやらダウンジャケットを急いで取りにったけど　ハハハ…、
　冬物を納めて、未だ完全でない春支度が終わる頃には、きっと半袖の夏物を出さなければいけないくらいになっているだろう。

　その時私は、車の中で誰の歌（ＣＤ）を
聴いているだろうか？