2008/12/02
MIWA
彼女が居なくなって、もう1ヶ月半が過ぎてしまった。出会ってから約10年、大切な友だ。
一足先というには早過ぎる『天国』への旅立になった。
私が知る限り、なかなかきちんと旅支度を
して逝かれたと思う。
正直な人で、自身の生き様を勝手に全部見せつけて、
五年半もの闘病生活の中、ひとり息子を
『穏やかで、利口な自慢の息子』に仕上げていった。 見事に。
私だってそんな日が いつ来るとも知れないのに・・・、見事に明日の支度もままならない。
一年後、余裕で生きていると錯覚してしまう。
呆れる。
明日が来ないと解っていれば、こんなにもソファーで寛いでダラダラなんてしていない。
彼女会いに行くはずだった時間を、本を読んだり、映画を観たり、寝たりして過ごした1ヶ月半。
元気な時は、例えば『原信』に行っても超楽し___のに。 そうじゃない時はなるべく静かで気持いい場所に行きたくなるね。
時折現れる 想い出の中の彼女は今(現在)生きている私なんかより ずうっとイキイキしているから、がんばんなきゃなぁ って思う。
秋の始めに お客様から借りた本は読んでから時間が経つに連れ、じわじわとストライクゾーンのど真ん中に近づいてきている。
その証拠に、すでに著者の別の本を買って読んだ。 その文章がとても好きな感じという訳でもないんだけど、『へぇ~。ふぅ~ん。』というふうに私が相槌する傍で、話しかけてくる(勝手に妄想?)
著者のことをいいなぁ、好きだなぁと思っている。
最近では、羽賀友信さんの講演を聴きていた時に自分の中にも、広がる世界を感じる事が出来たって事が、ちょっと嬉しい。
こういった新しい出会いがきっかけになって人は変わって行けるんだと思う。
一年後、きっと今までとは違う感覚で暮らしていそうな気がしている。
*年内にもう1回、書きます!